Appleの純正のMagSafeバッテリーパックが発売されました。
MagSafeバッテリーパックはiPhoneの背面にくっつけたまま充電しながら使用することもできます。MagSafeのメリットとバッテリーとしての機能、使い勝手まで検証しようと思います。


パッケージはApple製品らしくキレイに梱包されて、本体以外の付属品はありません。値段は少し高めの設定です。

MagSafeバッテリーパック レビュー
Apple純正のMagSafeのバッテリーパックの質感やデザイン性はアップル製品らしくとても良いです。
重さも116gと軽く持ち運びにも良いです。


厚さはそれほどなく、iPhone12 Proとくらべると少し厚いくらいです。

バッテリー容量はかなり小さい
バッテリーパックのバッテリー容量は1,460mAh、iPhone 12 Proは2,815mAhなので十分に充電はできないバッテリーなのでフル充電はできないのは大きなデメリットです。

バッテリーの充電はライトニング
バッテリーパックの充電端子はライトニングケーブル仕様です。
USB Type-C端子が一般的になっているなかで、iPhone同様にライトニングケーブルを採用されていることから、まだまだiPhoneもライトニングケーブルが引き続き採用されそうです。

実際に使ってみる
バッテリーパックを装着はガッチリくっつき、簡単には外れないくらいの強度はあります。ただ、バッテリーパックの上部の装着強度は高いですが、下の部分は少し弱くズレやすくなっています。
装着する際のカッチとした音や感触はさすがApple製品らしく感触は最高に良いです。

バッテリーパックをiPhoneに装着するとバッテリーパックの充電のパーセンテージが表示されるようになります。

バッテリーの性能はいまいち
iPhoneのバッテリーが1%からバッテリーパックで未使用の状態で充電を行いました。
バッテリーパックが0%になったときには、iPhoneはバッテリー残量は約60%となり、充電時間は約3時間もかかりました。

もはやMagSafeで充電するメリットはない
満充電で充電時間は約3時間もかかり、60%しか充電できないのであれば、バッテリー充電器を使ってライトニングケーブルをさして充電を行なった方が効率的です。
MagSafeのメリットも活かせずに、1万円以上のコストパフォーマンスは発揮できないと思います。
どうしても、MagSafeのバッテリーパックが欲しいのであれば安価なAnker製の方が充電容量も倍以上多いのでオススメです。

まとめ
iPhoneのMagSafeバッテリーパックは充電容量と充電速度ともにバッテリーとして大きく期待できる性能ではないと感じました。
iPhoneと一体化したケースと同じような感覚で使用するのが良いと思います。iPhone+バッテリーパックの一体型スマートフォンと考えれば使い勝手は良いかもれません。

MagSafeバッテリーパックはバッテリーとしての性能は期待しないほうが良いです。バッテリー性能の低いiPhone+バッテリーとして利用する人にとっては買う価値があるかもしれません。
値段11,800円の価値がある人は少ないかもしれません。
僕のようにApple製品を愛用している人や、バッテリーのデザイン性を求めている人にとっては非常に良い選択だと思います。
