MacBookは「インテルCPU」からApple独自のCPU「Apple Silicon」に完全移行することになった。
はじめての「Apple Silicon」のCPU、M1チップを搭載した『M1 MacBook Air』を長期間つかってみた。


値段も比較的安く、コンパクトで軽いので、外出作業にも気軽に持ち歩ける。
4Kモニター出力や重すぎない動画編集なら耐えられてるスペックで、普通のパソコン作業が必要な人にとって十分な性能がある。
僕が購入したのが、M1チップ「MacBook Air」のユニファイドメモリ 「16GB」、ストレージ「1TB」、カラー「スペースグレー」のものです。

M1 MacBook Air レビュー
M1チップMacBookのキーボードは、ずっと不評だった「バタフライキーボード」が「マジックキーボード」になって、「より押し込みが深く」「汚れも溜まりにくい」のでタイピングもしやすくなった。

MacBook Airは斜めの形状になっていて、MacBook Proより手に食い込いこみが少ないのでタイピングはしやすい。
左側にUSB-Cが2つ、右側にイヤフォンジャックがある。


アダプタもコンパクトに
電源アダプタは以前まで使っていた13インチ MacBook Proにくらべて、ひとまわりコンパクトになった。
アダプタが小さく軽くなれば、外出先への持ち出しも楽になりますね。

いままでのMacBookとはぜんぜん違う
ベンチマークを計測
Geekbenchスコアがシングル「1723」、マルチ「7526」。CINEBENCHスコアがシングル「1493」、マルチ「6579」です。
MacBook Pro 16インチのインテルCPUのCore i9のMacBook Proの同程度のスコアを記録、M1チップのMacBook Airは2019年モデルのMacBook Pro 16インチと同程度の性能を持っていることになる。


外部モニターに接続しても発熱はほとんどない
MacBook AirをCalDigitの『TS3 Plus』を介して、EIZOの27インチ4Kモニター『EV2785-WT』に映像出力しても、本体の発熱がほとんどない。
「2019年モデル MacBook Pro 13インチ(インテルCPU)」だと、同じセットアップで本体がかなり発熱していた。

『M1 MacBook Air』は、今までのインテルMacBookから性能が飛躍的に向上し、モニター出力してもMacBookの発熱が少なく、自宅の据置機としても十分使うことができる。
簡単な事務作業から動画編集などの重い作業まで負荷なく行えるので、ほとんどのユーザーにとって満足するMacだ。