Appleの唯一のMagSafe純正バッテリー『MagSafeバッテリーパック』は、いまはApple Storeの取り扱いがなくなって購入できない。
MagSafe初搭載のiPhone 12シリーズと同時発売されて、僕はそのときに購入して使ってきた。改めて現行のiPhoneや他のバッテリーと比較すると、結論⇒「値段が高く、容量がない、カッコいいだけのバッテリー」だと思ってしまった。
いまさら、MagSafeバッテリーパックを購入する人は少ないと思うので、他のMagSafeバッテリー選びの何かの参考になると嬉しいです。
MagSafeバッテリーパックのスペック
MagSafeバッテリーパックは、Appleらしいデザイン、質感が高く触り心地もいい、端子はみんな大嫌いライトニングです。
毎年iPhoneのカメラはどんどん大きくなってきたが、iPhone 15 Proでも問題なく使えます。
軽く充電しながらも
本体は117gで、Proシリーズ最軽量iPhone 15 Proに付けても312g、軽く薄いので装着したままでも操作しやすい。


バッテリー容量は小さすぎて、話にならない
MagSafeバッテリーパックの容量は1,460mAhでかなり小さい。
現行トップiPhone 16 Pro Maxは4,685mAhで、ほかのiPhoneもカバーできる容量は全くない。
iPhone 16 Pro | 3,582mAh |
iPhone 16 Pro Max | 4,685mAh |
iPhone 16 | 3,561mAh |
iPhone 16 Plus | 4,674mAh |
iPhone 15 Pro | 3,274mAh |
iPhone 14 Pro | 3,200mAh |
iPhone 13 Pro | 3,095mAh |
iPhone 12 Pro | 2,815mAh |
実際に使ってみて
装着面が柔らかくカタカタ動いて、装着するときのカッチとした音や感触は、かなり気持ちがいい。
ガッチリ固定され、ちょっとした衝撃でもズレないのは、さすがApple純正品といった感じです。


UIはカッコいい
装着したときにはカッコよく充電が開始され、UIはApple純正らしくオシャレ。

装着すると充電ウィジェットでバッテリーの容量が確認できる。

iPhoneの充電は『90%』がデフォルト
デフォルトの設定だとiPhoneの充電は90%で保持させるようになっている。
フル充電したいなら、設定から「90%を超えるまで充電」の再設定が必要で少し面倒です。

充電速度は遅い
充電速度は7.5Wで、MagSafe最大速度15Wはライトニングをつないだら可能です。


そのままiPhoneにケーブルを差し込んだほうが早く充電できるので、バッテリーパックにわざわざつないで充電するメリットはほぼないですね。

MagSafe対応なら、いつも通り
MagSafe対応ケースなら、iPhoneに裸で装着したときと同じように、ガッチリくっついて充電ができる。

MagSafe対応のAirPods・AirPods Proもくっつけて充電ができる。


MagSafeバッテリーなら、他の選択肢がいい
僕はMagSafeバッテリーパックはメルカリで売却して、いまはAnkerの『MagGo Power Bank』を使っています。
Power Bankはバッテリー容量が約6倍で、スマホスタンドとしても使えて、価格も安く圧倒的におすすめです。



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