部屋の印象をガラッと変える手っ取り早い方法は「壁紙を変えること」、ただ賃貸は原状回復が前提なので壁紙を簡単に張り替えられない。
「賃貸の壁紙の上に貼れる壁紙」をつかえば、張り替えないで原状維持のまま壁紙を変えられる。
僕は狭い賃貸の部屋に物足りなさを感じていて、狭くてもカッコいい空間をつくる方法として「賃貸の壁紙の上に貼れる壁紙」で部屋の雰囲気を変えることにした。
賃貸住みで壁紙を変えてみたいと思っている人の参考になると嬉しいです。
壁紙の色はガジェットだらけの僕の部屋なら、黒い空間がマッチするだろうと考え、『ラッシュの黒いコンクリート調の壁紙』を選んだ。
1ロール「横巾53cm × 長さ10m」、デスク後ろ全面の必要量の2ロール分を購入。
普通の賃貸の普通の壁紙を変えてみた
はがせるノリ『スーパーフレスコイージー』は壁紙をあと剥がすことができる特殊なノリ、壁紙と「このノリ」さえあれば壁紙は貼ることができる。
ただキレイに仕上げるには、壁紙を貼り付けるための工具『壁紙5点セット』を使うことで、しっかりと壁紙を貼りやすくなるのでオススメ。
接着のための液体ノリをつくる
1ロールの必要量は「スーパーフレスコイージー30g」に水を1リットル。
混ぜるときに常温の水だとなかなか溶けないので、ぬるま湯を入れたほうが溶けやすくなる。計りで必要量を正確に使わないと、ノリの吸着力が変わってしまうので注意。
ノリを水で溶かすのに便利な容器やローラーのセット『壁紙をしっかりくっつけるセット』は、作業が簡単になるのでオススメ。
実際に壁紙を貼っていく
つくったノリをローラーに付けて、賃貸の壁紙に直接ローラーで塗っていく。
少なすぎると剥がれてしまうので、ノリの量はベタベタに塗り過ぎなくらいがベストだった。
壁全面にノリをつけ終わったら、一枚一枚慎重に貼っていく。
上から貼っていき、下は少し長めの適当な位置でハサミで切り、仕上げはカッターをつかって端を合わせるとキレイに収まりやすい。
貼り直しは何度もできるので、適切な位置をしっかり決めて、壁紙を上から下まで繰り返し貼っていく根気の必要な作業だ。
貼り付けるのは丁寧に
壁紙を貼るのには、かなり時間をかけて行ったほうが良い。「竹べら」で空気を抜いたあと、念入りにローラーでコロコロする。
特に注意すべきは「壁紙と壁紙のつなぎ目」、しっかりやらないと乾いたあと縮んで、壁に隙間ができてしまう。
賃貸の壁紙を貼り替えてみて
部屋の一面に壁紙を貼ったら、こんな感じ。
壁紙と壁紙との隙間はほとんどなく、キレイに仕上がった。作業を始めてから終わるまで丸一日と作業はメッチャ大変。
デスクの雰囲気が全然変わった
壁紙を変えてモチベーションもあがる
デスク周りの雰囲気や光の加減が変わり、ガジェットに囲まれた僕の部屋が雰囲気のある空間になって、日々のモチベーションもあがった。
部屋全体の壁紙を張り替えた
張り替えてから数週間あと、部屋全面に壁紙を貼りたいと思ってしまった。
貼った黒のコンクリート調を全面に貼ると部屋全体が暗い印象になると思ったので、新しく明るい「石目調の壁紙」に全て貼り替えることにした。
前の壁紙と新しい壁紙、同じブラック系統だが、比較してみると印象は全然違う。
部屋の壁紙全面を貼りなおして良かった
全体的に明るくカッコよい部屋にすることができた。ライトな印象の壁紙なので逆に明るい印象にもなった気がする。
DIYはやっぱり難しい
ほとんどの人は壁紙を貼った経験が少ないはずなので、DIYのなかでも難易度は高いと思う。ある程度妥協をしながら、自分なりのベストで貼るのがいい。
かなり慎重かつ丁寧に壁紙を貼ったが、境目がはっきりわかる箇所や壁紙の下のキワは完璧にはできなかった。
まとめ
部屋の印象を大きく変えるのに、最も簡単な方法のひとつは壁紙を貼り替えることです。
部屋全面を好きな色の壁紙にしたことで、自分の狭い部屋がグッと好きになり、毎日のモチベーションをあげられた。
いろいろとデスクまわりをカッコよく刷新させても「白い壁紙が賃貸らしさをだしていたこと」に、壁紙を貼り替え後に気付けた。
また、僕も一度貼ったあと一度剥がしたので大丈夫だと思うが、もとある壁紙を痛める可能性があるので、リスクがあることは考慮したうえで行ったほうがいい。
賃貸の雰囲気を一掃できる効果は絶大なので、ぜひオススメです。