除湿機は不格好でダサいのが当たり前だが、除湿機にもカッコよさを求めるならcadoの除湿機『ROOT』はピッタリかもしれない。
僕は体調・作業効率の向上を期待して、人生初めての除湿機として『ROOT 7100』を購入しました。

僕の1K6畳の部屋でROOT 7100を実際に使ってみて、梅雨の時期だけでなく夏場も快適性はあがった気がします。
ただ結論、僕は乾燥しすぎるのが制御できない・電気代がバカ高いので失敗だったと感じています。

デメリットが多かったので、メルカリで売却!
ROOT 7100は「ホワイト」「クールグレー」の2色で僕はホワイトを購入。ボックスには本体と説明書だけでシンプルです。





いまの最新モデル『ROOT 7200』は風量が1.3倍、衣類乾燥時間が10%短縮、新しい「内部乾燥機能」が搭載して、本体内部のカビの発生もより抑えられるようになった。
ほかにも、送風運転「ナイトモード(除湿機能なし)」が追加され、ピーズガードをつかった「除菌消臭モード」がなくなるなど変更点もあります。
この記事では旧モデル『ROOT 7100』のレビューだが、大きなデザイン変化や操作方法・スペックはほとんど変わらないので、最新モデル『ROOT 7200』の購入の参考にしてもらえると嬉しいです。
cado | 最新モデル ROOT 7200 | 旧モデル ROOT 7100 |
---|---|---|
風量 | 1.3倍UP | ⇐ |
衣類乾燥時間 | 10%短縮 | ⇐ |
内部乾燥機能 | ◯ | ✗ |
ナイトモード | ◯ | ✗ |
除菌消臭モード | ✗ | ◯ |
価格 | 約55,000円 | 約25,000円 |
発売日 | 2024年4月10日 | 2019年4月30日 |
cadoの除湿機がおすすめな人
- かっこいい除湿機がほしい
- 除湿効果はかなり高い
- 溜まった水の手入れが楽
- 稼働音がかなりうるさい
- 自動湿度調整の機能がなく乾燥しすぎる
- 電気代がバカ高い
- けっこう場所をとる
全体のデザイン・外観
『ROOT 7100』はパッと見ても除湿機に全く見えない、Apple製品のような白とシンプルなデザインです。
最大でコンクリート住宅は19畳、木造は9畳まで対応、除湿方式は『コンプレッサー方式』で別の『デシカント方式』より消費電力が抑えられるのと夏場に強いのが特徴です。


除湿した水はタンクを取り出して都度排出できて、排気口の下から直接ホースで排水もできる。





ローラーにあるストッパーで固定できる。


操作方法や機能
操作はボタン操作で、下から「電源ボタン」「モードボタン」「風量ボタン」「タイマーボタン」「ピーズガードボタン」とわかりやすいです。
モードボタンは「除湿」「衣類乾燥」「除菌・消臭(除湿機能なし)」、風量ボタンは「自動」「弱」「強」「自動」、タイマーボタンは「1時間」「4時間」「8時間」、ピーズガードボタンは除湿・衣類乾燥時にピーズガードをつかうボタンです。
その上に「インジケータ明るさ調整ボタン(ライトを暗くできる)」と「スイングボタン」があります。
また除湿機は12時間を超えると自動的に停止してそれ以上の連続稼働ができないです。


自動で風向を変えられる
スイングボタンを押すと、上下の風向を自動で調整できる。

左右の風向は手動です。

ピーズガード
ピーズガードボタンは除湿・衣類乾燥しながら、ウイルス・細菌やニオイを除去してくれる『ピーズガード』を一緒につかう機能です。

専用の容器の中にピーズガードをいれないとつかえない機能です。

使い方・メンテナンス
僕の部屋ではおもにデスクの隙間に設置して使っていた。
ただ本体の周り20cm・高さ50cm以上を離すことが推奨されていて、除湿効果を十分に発揮させるには、空間が空いた部屋の中心に置くほうがいいと思います。

ローラーがついていて場所を変えるのも楽だったので、洗濯乾燥機がある玄関で使っていました。

タンクと排水
除湿でタンクに溜まった水の量が目で見て確認できる。タンクの容量は3.5Lと大きいので水を捨てる頻度も少なくて済む。

タンクが満タンになると赤く点滅するのがわかりやすい。

溜まった水を捨てる
溜まった水はスライドさせて取り出せて、取っ手もあるので持ち運びも楽です。

溜まった水は端っこの小さな隙間から流す。

フィルターの掃除
フィルターの掃除はホコリを拭くだけなので簡単に行える。

長期間使って感じたデメリット・売却理由
cadoの除湿機を約2年使ってみて、梅雨だけでなく真夏でも部屋がサラッとして気持ちよくなった。
夏はエアコンと併用すれば、エアコンの温度を上げてもジメジメ感がなく快適だったが、除湿機から排出される空気が暖かいので室温が上がるのがデメリットでした。
良いところもあったけど、それ以上にデメリットが多かったので売却!

最大の不満点⇒騒音で音楽が聴けない
最大の不満点は音がとにかくうるさいこと、部屋で音楽が快適に聴けなくなるほどの音の大きさです。
最も静かな「除湿モード・弱」でも、うるさいと感じる60dB以上、「除湿モード・強」は64.5dBあってかなり大きな音です。


最も音が大きい「衣類乾燥モード・強」は、68dBで騒音に感じるレベルのデカさです。
除湿機の近くで測定したので、実際の音は少し小さいかもしれないが、除湿機が近くにあったり部屋が狭ければかなり音は気になると思います。


自動湿度調整できない・電気代高い・場所をとる
他に気になったのは、自動で湿度を保つ機能がないので除湿が効きすぎて喉がカラカラになることが結構あった。
あとビックリするくらい電気代は高くなるのと、僕の狭い部屋だとスペースをとってしまうのも売却した理由です。
カッコいいデザインはスゴイ魅力的だったけどデメリットもあるので、しっかり把握したうえで購入するのがおすすめです。
