Ankerのスマホスタンド型のMagSafeモバイルバッテリーの新しいモデル『Power Bank』は『622 Magnetic Battery』の実質的なアップデートモデルだ。
両方とも「バッテリー容量5,000mAh」「MagSafe充電7.5W出力」「スマホスタンド機能」でほとんど同じ、最近俺は外出するのに常に持ち歩いている。バッテリー容量5,000mAhは現行モデルで最も大きいiPhone 15 Pro Max以上の容量があって、モバイルバッテリーとして十分だ。
iPhone 15 Pro | 3,274mAh |
iPhone 15 Pro Max | 4,422mAh |
iPhone 15 | 3,349mAh |
iPhone 15 Plus | 4,383mAh |
iPhone 14 Pro | 3,200mAh |
iPhone 14 Pro Max | 4,323mAh |
iPhone 14 | 3,279mAh |
iPhone 14 Plus | 4,325mAh |
iPhone 13 Pro | 3,095mAh |
iPhone 12 Pro | 2,815mAh |
早速2つの本体をくらべてみる。Power Bankは小さくなり「電源スイッチ」と「残インジゲータ」が前面に1つに統一、質感はプラスチック感が強くなり高級感は薄くなった印象を受けた。
左『Power Bank』 右『622 Magnetic Battery』
『Power Bank』の重量は135g(誤差で1g重く表示)『622 Magnetic Battery』は150gと本体は少し軽くなった。
MagSafeは7.5W出力で充電速度が遅いので2つとも急速充電には向いていない。手のひらサイズで薄くiPhoneと一体化して充電したままポケットに入れたり操作しやすい。
充電しながらスマホスタンドとしても使えるのはかなり便利、ディスプレイを縦にして動画をみたり「STANDBY機能」で時計を表示するのも面白い。
角度はほとんど同じでPower Bankは接地面積が少し小さくなった。
今までずっと使ってきた『622 Magnetic Battery』と新しく使っている『Power Bank』を比較しながら便利な機能を紹介していくので参考にしてもらえると嬉しい。
『Anker 622 Magnetic Battery』
外観
スタンドは薄く、ペラペラ
『622 Magnetic Battery』のスタンドは折りたたむ方式で薄くペラペラしている。
スタンドを横から
622 Magnetic BatteryにiPhone 15 Proを装着すると浮いた状態になって不安定さがある。スタンドとしてしっかり使えるが安定感は少し低いのが不満点だった。
新型『Anker Power Bank』
外観
スタンドがしっかり固定
『Power Bank』のスタンドはそのカタチのままで安定していて、『622 Magnetic Battery』のようなペラペラ感はない。
スタンドを横から
しっかりiPhone 15 Proが地面に接地してズレ落ちにくい。
機能を比較する
装着すれば、自動的に充電開始(両方対応)
2つともに電源ボタンを押さなくてもiPhoneをくっつければ自動的に充電が開始される。
ケースを付けたままで使える(両方対応)
MagSafe対応のケースならケースを付けた状態でも2つとも充電ができる。ふだん俺は『iPhone 15 Pro』にPITAKAの軽量・薄型のアラミド繊維ケース『MagEZ Case 3 600D』を付けたまま充電している。
『Power Bank』
『622 Magnetic Battery』
パススルー充電に対応(両方対応)
バッテリー本体を充電しながらiPhoneも充電できる「パススルー充電」に2つとも対応している。出力は通常のMagSafe充電と同じ7.5Wで高速充電はできない。
AirPodsをMagSafe充電(『622 Magnetic Battery』のみ対応)
『622 Magnetic Battery』でAirPods・AirPods ProをMagSafe充電できても『Power Bank』はできない。スマホ充電を最適化する設計になってできなくなったのかもしれない。
『Power Bank』
『622 Magnetic Battery』
まとめ
『Power Bank』と『622 Magnetic Battery』は大きな違いは少ないが「スタンドがガッチリと安定」「本体重量が少し軽く」「インジゲータと電源ボタンが前面に統一」になって使いやすくなったと俺は感じている。「質感がプラスチック感が強い」「AirPodsが充電できない」が俺はあまり気にならない。
Power Bank | 622 Magnetic Battery | |
---|---|---|
スタンドの安定性 | 強固 | 安定 |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh |
MagSafe充電 | 7.5W | 7.5W |
AirPods充電 | ✗ | ◯ |
重さ | 135g | 150g |
Androidでも『MagSafe化』で使える
MagSafe非対応のAndroidスマホでもMagSafeケースを装着すれば簡単に『MagSafe化』できる。
僕の場合はPixel 8 ProにTORRASの『UPRO Ostand C』を装着して『MagSafe化』、Power BankでMagSafe充電ができるようにしている。
Pixel 8 Proを様々な方法でMagSafe化しているので、AndroidスマホでPower Bankを使いたいなら参考になると思う。
-
Google Pixel 8 ProをMagSafe化する方法『Qi2非対応のAndroidスマホも、iPhoneのように』
MagSafe非対応のAndroidスマホのPixel 8 Proを、いろんな方法で『MagSafe化』してみたので参考になると嬉しいです。
keita-inagaki.com
MagSafeで充電するよりスピード重視なら
『SMARTCOBY Pro CABLE』は「10,000mAh・最大35W出力」でiPhone 15 Proなら「2回以上充電可能・充電速度最大27W」、ケーブルがバッテリー内に内蔵されているのでケーブルを持ち歩く手間もない。
充電しながらの操作には不便だが、バッテリー少ないときはケーブルをさして充電した方が当然速い。容量もデカいのでAndroidスマホのモバイルバッテリーとしても良いと思う。